館長の写真日記 「収蔵名品展 屏風絵」が開展 :最上義光歴史館

館長の写真日記 「収蔵名品展 屏風絵」が開展 

2020年8月19日(水)より11月15日(日)の会期で「収蔵名品展 屏風絵」が開展します。

当館が所蔵する資料の中から、最上家や郷土山形にゆかりの屏風の名品3点を展示公開します。

★ 四季花鳥図屏風

四季花鳥図屏風は桃山から江戸に掛けての時代の作品です。

作者は狩野玄也と伝えられています。紙本墨画淡彩で描かれています。

長く山形城主だった秋元家に伝来してきた屏風です。その後、市内漆山の豪農である半沢久次郎が拝領したといわれています。

六曲一双の屏風で、右隻には老松・梅花に小禽と鶴で春夏の景。左隻は水辺に鴨を描き、白菊、竹林に雪景や白鷺を配して秋冬の景を示しています。狩野派らしく、伝統的な吉祥画や題材を大きく取り入れ、水墨を主調に金泥を効果的に用いながらわずかに着色を加え、狩野元信によって確立された様式に倣った手法で仕上げられています。

作者の狩野玄也は室町後期の御用絵師・狩野元信の晩年の弟子といわれております。